身辺雑記

言外の願い

lineが、友人間の通信手段として日常化して4.5年は経っている気がする。ガラケーの友人には悪いが、どうしても簡単に写真も送れるし、 つい、lineで、済ましてしまうことが多くなった。 スタンプも感情を表すニュアンスとして使えるので、容易である。 通話…

先生

「この記事、お母さんの先生じゃない?」 娘が、朝刊の一面を指さした。「折々のことば」という朝日新聞の人気コラムだ。 生きているしるしが、「会う」ことよりも、 「会わない」ことのほうにあるのだ。 荒川洋治 きゃー、痺れる言葉だわ。 さすが、先生。 …

友人

高校時代の友人と電話で話した。 運よく、在宅。身辺を報告し合う。 子どもたちのこと。夫のこと。 コロナ禍で、彼女の夫は最前線で働いていた。 管理職なのに、彼の能力を必要とされている医師だった。 防護服着用の仕方を消防などの関係機関にもレクチャー…

頂き物

うだるような昼下がり、ピンポンが鳴る。 ご近所の工事に伴う職人さんが、菓子折を持って現れた。 ご迷惑おかけします、ってわけだ。恐縮。以前から、お話は伺ってたが。 五分後、また、ピンポン。 別のお隣さんが、大きな葡萄の塊を持って現る。ご親戚から…

母が亡くなって一年です。

お盆が過ぎましたね。 コロナ禍でお墓参りもできずに、母の写真に彼女の大好きだった西瓜をお供えして、夏が行き過ぎていきます。 惨禍となるような暑さを耐え忍ぶ日々。 朝晩の水撒きや、室内の陽射しを避ける工夫で、毛足の長い猫を気遣いながら、クーラー…